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eMAXIS Slim 全世界 vs 先進国 vs S&P500:中身を並べて比較

eMAXIS Slimシリーズの中でも特に人気が高い3ファンド:

  • 全世界株式(オール・カントリー) 通称オルカン
  • 先進国株式インデックス
  • 米国株式(S&P500)

「どれを選べばいいの?」「組み合わせる意味はある?」という疑問に、中身のデータを並べて答えます。

3ファンドの基本プロフィール

項目全世界株式先進国株式S&P500
投資対象全世界(先進国+新興国)先進国(日本除く)米国のみ
銘柄数約2,800約1,300約500
米国比率約60%約70%100%
信託報酬0.05775%0.09889%0.09372%
つみたてNISA対象対象対象

重複率:実はかなり被っている

この3ファンドの上位銘柄はほとんど同じです。

全世界 vs S&P500

オルカンの米国部分(約60%)はS&P500とほぼ同じ銘柄で構成されています。上位10銘柄はApple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Meta…と完全に一致します。

全世界 vs 先進国

オルカンから新興国(約10%)を除いたものが先進国株式とほぼ同じ。重複率は約90%に達します。

先進国 vs S&P500

先進国株式の約70%が米国株。S&P500の上位銘柄はすべて先進国株式にも含まれています。

3ファンドの上位銘柄はほぼ同じ。組み合わせても分散効果は限定的です。Pro分析の相関行列で相関係数を確認すると、0.95以上の高い相関が見られます。

国別構成の違い

3ファンドの最大の違いは米国以外の比率です。

全世界株式の国別構成

米国(約60%)、日本(約5%)、英国(約3%)、フランス(約3%)、カナダ(約3%)、その他先進国(約16%)、新興国(約10%)

先進国株式の国別構成

米国(約70%)、英国(約4%)、フランス(約3%)、カナダ(約3%)、その他先進国(約20%)

S&P500の国別構成

米国(100%)

3つのファンドのリスク・リターン特性の違いは、Pro分析で定量的に比較できます。シャープレシオ最大ドローダウンを並べて確認しましょう。

どれを選ぶべき?

オルカン1本で十分な人

  • 「とにかくシンプルに全世界に分散したい」
  • 新興国の成長にも少し乗りたい
  • 選ぶのが面倒

S&P500を選ぶ理由がある人

  • 「米国の成長を最大限取りたい」と明確に判断している
  • 米国集中のリスクを理解している

先進国株式の立ち位置

  • オルカンから新興国を除いたもの。新興国リスクを避けたいがオルカンほどの分散は不要という人向け
  • ただし、オルカンの新興国比率は約10%と小さいため、違いは限定的

組み合わせは?

基本的に組み合わせる意味は薄いです。上位銘柄がほとんど同じため、分散効果*1がほぼ得られません。1本に絞る方がシンプルで管理しやすく、コスト面でも有利です。

自分のファンドで確認してみよう

まとめ

  • 全世界・先進国・S&P500の上位銘柄はほぼ共通
  • 違いは主に新興国の有無米国比率
  • 組み合わせても分散効果は限定的。1本に絞るのが合理的
  • 信託報酬はいずれも低水準で大差なし
  • 迷ったらオルカン1本が最もシンプルな選択

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